【インテリア】様子のおかしいインテリア店さんに感謝を伝える記事【ついでにあつ森語り】

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あつまれ どうぶつの森 ネルソンの部屋(イエティ作)
ゲーミングイエティ

オデ、ゲーミングイエティ。引っ越したしメインで過ごす部屋をちょっとおしゃれにしたいんだよーッ!

ダークマンモス

声でか。今日は何の記事ですか? なんか名指しだけど。

今回は最近オデが参考にさせてもらっている『様子のおかしいインテリア店』のカジマグ先生に感謝の気持ちを伝えたい記事だよ。本当は紹介と言いたかったけど、ぶっちゃけ大したPV数のないブログ初心者一般雪男のブログで紹介って言うのはおこがましいかなって……。

そんなわけで緊張してるんだけどこの一か月間だけでもそうとうお世話になったので、記事を書いて感謝の気持ちを表したいと今回は思ってるよ。

YoutubeのコメントとかTwitterでお礼言うんではダメなの?

自分のブログで読んでくれるかわからないクソ長い記事を書いてラブレターみたいにするのは楽しいけど、YoutubeでコメントしたりTwitterでリプライするのはなんか恥ずかしい……高評価とかはしてるけど……。

感覚がまったく理解できなくて気持ち悪い。

目次

引っ越したことで生まれて初めてインテリアと向き合ったイエティ

感謝を伝えたいと言いつつまず自分語りからさせてもらって恐縮なんだけど、オデはこれまでの数十年はインテリアとは無縁の生活をしていまして。この度引っ越したことで部屋数に余裕ができ、オタク趣味の物や消耗品を別の部屋に置けるようになったことで初めて現実のインテリアに興味が湧いたんだよね。

現実のインテリアは考えないけど元々どうぶつの森シリーズは好きだよね。

あつまれ どうぶつの森 メープルの部屋(イエティ作)

小学生の頃から毎作遊んでるからね。特にインテリアのセンスや知識があるわけじゃないけど部屋作りが好きだよ。最新作のあつまれ どうぶつの森(以下あつ森)も定期的に楽しく遊ばせてもらってます。

でもね、オデが中学生の頃にどうぶつの森をしている様子を見ていた母から「大人になったらこういう部屋を作りたいの?」ってニコニコしながら訊かれたときには「お金もかかるし部屋の広さも広げられないから無理」って答えてたよ。それから数十年経ったけど割りと最近まで同じ考えだったよ。

悲しいモンスター。

ともあれその考えが引っ越しをきっかけに変わったんだよね。それで引っ越しの前後くらいからYoutube辺りで情報を探してたんだけど、Youtubeでインテリア系の動画を参考にしようとしても情報が偏っていて困ってしまったんだ。

例えば『〇〇している部屋はダサいからNG』系。これは参考にはなるんだけど、減点方式なのでネガティブなポイントが先立つんだよね。人それぞれだと思うけどオデの場合は「これでダサい部屋を回避できるのかァ! ッシャァ!」という風にはモチベーションが上がらなかったよ。

次にあるのが『オシャレな部屋の真似するべき〇〇選』系。これはオデの生活様式に合っていないことが多くて真似する以前で挫折してしまう内容が多かったよ。そもそも「ソファがある」「ダイニングテーブルと椅子が何脚ある」みたいなデフォルトが決まっている上での情報が多いから、部屋として適用できない場合が多いんだよね。

最後に『無くしたら部屋がサッパリした、要らなかった物』系。オデは新しい生活を始めるにあたって「素敵なアイテムを増やす」「今持っている物を素敵に使う」という方向性を持っていたので、真逆に向かっているミニマリスト系の動画は性に合わなかったよ。そもそも物をなくしたら部屋が小ざっぱりしてオシャレに見えるのは物理的に当然なのであんまり興味がないんだよね。

こいつ言いたい放題だな……。

もちろんそれらの動画が気に食わないという話ではなく、単純にオデの求める生活には合わないからインテリアの知識として吸収してもうまく活用できなかった、というのが結論なんだけどね。とはいえ今挙げたタイプの動画は良くも悪くも「テンプレート」を紹介するもので、オデの求めていた基礎知識や、あるいは「センスのないイエティでもイイんだよ」とふんわり受け止めてくれる肯定感ではなかったということだね。

Youtubeクリエイターはきみのお母さんではないのだが?

別に今からオデのお母さんになるのでも遅くないとは思うけど、それは置いといて。そんな感じで色んな動画をはしごしてた時に出会ったのがカジマグ先生が運営している『ゆっくりインテリア』のYoutubeチャンネルだよ。ここでは元のブログ記事を動画にしてUPしてくれているんだ。

『ゆっくりインテリア』の魅力

オデがゆっくりインテリアチャンネルを見始めたきっかけになったのはこの動画。ざっくりと概要を説明するとこれまでのインテリアジャンルの興りと変遷について、という感じだね。

インテリアジャンル?

あつまれ どうぶつの森 コユキの部屋(イエティ作)

例えばこのあつ森の画像を見てほしいんだけど、この部屋は一応オデが現段階で得ている「北欧風」のインテリアジャンルを元に作った部屋だよ。上に貼った動画ではこの「北欧風というインテリアジャンル」がなぜ生まれて、次にどういうインテリアジャンルが流行ったのか? という風に流れを追っていく構成になっているよ。

ちなみに北欧風インテリアが生まれたのは「バブル後にシンプルなデザインの家具が流行った」「大手北欧ブランドのIKEAが日本進出した」などの要因が重なったからであると解説されているよ。

なるほど、全ての流行り廃りには文脈があると。一見どう繋がったかわからない流れも知識がある人から見れば一本の線として見ることができるのか。

そういうことです。オデもですね、知識が無いなりにハッとすることがあって。どうぶつの森シリーズをこれまで追ってきて「あれ、この家具デザインは前作から変わったな?」みたいなのをよく見かけてきたんだけど、今にして思えばそれも任天堂デザイナーの気分ではなく「実際のインテリア」を参考にして連動しているんだなって。当たり前のようなことだけど、深く考えないと気づけないんだ。

例えばこれも知識を得て知ったことなんだけど……これ、この照明!

超有名北欧照明ブランド、ルイスポールセンのPHランプにそっくり! ちなみにこの家具の名前は「ノルディック(北欧風)なランプ」です。これに限らずどうぶつの森と現実で流れているインテリアの歴史は繋がっているんだ、ということがゆっくりインテリアを見ていてわかったんだよね!

なるほど……どうぶつの森のことは置いといて続けてください。

どうぶつの森はオデの人生を懸けて擦り倒すけどとりあえず今はゆっくりインテリアの魅力についてザッと挙げていくよ!

① ゆっくりが早口
オデは生身の人でもゆっくりでも喋っている動画を見るからには「内容が充実し、かつ短い時間に詰まっているべき」と考えているよ。その点においてゆっくりインテリアはちょうどよく早口。情報が頭に入りつつも冗長に感じないスピードだよ。これはオデにとって非常に良い塩梅なんだ。

② 知識量がすごくカバーしている範囲が広い
感覚で語られがちな印象の強いインテリアという分野において、しっかりとメソッドが明文化されていることから確かな知識量に裏打ちされた理論であることがわかるよ。インテリアが好きで若い頃から(お幾つなのかは存じ上げないけれど)真面目に勉強してこないとこうは語れないんじゃないかな。見れば見るほど、読めば読むほど信頼できる。

また知識のない側の視点もしっかりと描いてくれるので専門側と視聴者の感覚のズレが起こりにくく、居心地の良い内容になっているよ。

③ 優れたバランス感覚
インテリアの良さと基礎知識を広めている一方で、インテリアという分野に付いて回る問題にしっかり向き合っており八方美人な態度をしていないことにオデは好感を持ってるよ。あとは自らが持っているアイテムなどを中心に商品紹介しているようで、そこも安心できるポイントだね。

何にでも誰にでも懐疑的なイエティがべた褒めするのは珍しい。

オデは人間じゃなくてイエティだから「人柄が良さそう」とかそういうあやふやな印象では誰かを好きにならないからね。べた褒めするには理由があるよ。

ネットの情報でもっとも信頼できるのは正しいロジックです。そんでもって正しいロジックを持つ人間は人間的にも信頼できます。全部繋がってるんだ。

『〇〇している部屋はダサいからNG』→

お部屋に求める幸せのカタチは、人それぞれです!!
必ずしも『正解』『間違い』が決まっているわけではありません!!

(引用元:様子のおかしいインテリア店  【ダサい部屋の特徴あるある】:ネットの嘘に『7件反論』|不安を煽るNGインテリア・インフルエンサー構文に騙されるな!)

まあオデも一応ブログをやっているので「パワーワード」で人を惹きつける手法が有効だってわかっているしこの手の文言を使うYoutuberさんは全て悪だ! なんて言うつもりはないけどね。とはいえやっぱりこれからインテリアを始めようと考えているオデにとって支持できるのはNG集ではなく「お部屋に求める幸せのカタチは人それぞれ」という言葉なんだよね。

ちなみに「お部屋に求める幸せのカタチは人それぞれ」という言葉自体は誰でも言えるけど、ちゃんとカジマグ先生は人に合ったインテリアの基礎知識を教えてくれているので説得力があるよ。

『オシャレな部屋の真似するべき〇〇選』→

いわゆる最適解『答えの丸暗記』っていうのは、ゴールだけにフォーカスした発想なんですよ。
答えの丸暗記って一見便利そうに見えるけど、うっかり飛びついちゃうと『せっかくの遊び』を『正解をなぞる仕事』にされちゃうわけだ。
(引用元:様子のおかしいインテリア店 【恋愛ラボで覚える】:インテリアは『試行錯誤』を楽しもう!|正解をなぞる作業に気を付けて【アニメで学ぶ模様替え】)

これもどう森で例えますけど素敵なお部屋を作っているユーザーの動画や画像を見てそのまま部屋の一角をパクっても、そこで止まっちゃうんですよ。どういう理由でその家具を、どの色で、角度で、何と組み合わせて……みたいなそこに至る経緯をすっ飛ばしてしまうので。もちろん現実のインテリアにも同じことが言えると思います。

引っ越し関連の作業をしつつインテリア系の動画をザッピングしながら、応用が利かない作例を動画としていくつ見ても意味なくね? と思っていたところだったのでこの言葉で深く納得できたという話です。

無くしたら部屋がサッパリした、要らなかった物』→

『捨てること』は、あくまで素敵な暮らしをするための『手段』です。捨てること自体が『目的』になると、せっかくのミニマリズムがファッション化してしまうので気を付けてくださいね。
『捨てるのが正解』『増やすのが正解』みたいな二元論じゃなくて、よりよく暮らすためには、どうするのが自分に合っているのか。
(引用元:様子のおかしいインテリア店 【オタクのミニマリスト論】:『趣味活インテリア』と『ミニマリズム』は両立できるのか?)

Youtubeを見てると出てくるインテリア動画はミニマリズムに寄りすぎていてぶっちゃけ肌に合わなかったんだけど、それぞれの考え方に極端に寄るのではなくどちらの視点もバランス良く持つのが大事、ということを教えてもらいました。

あとやっぱりインテリア的に微妙なオタク趣味に対してカジマグ先生は優しいんだよね。オタク趣味に理解があるインテリアマンなんですよ。

可哀想に。オタクに優しいギャルがいないのと同じでオタクに優しいインテリアマンもいないんだよ。

いたもん! オタクに優しいインテリアマンいたもん!
世間一般のインテリア界隈がオタクに厳しいだけです! カジマグ先生はフィギュアやアクスタなどを使ったインテリア例の解説もしてくれてるよ。

あとはやっぱりオデ自身がミニマリズムに対して好印象を抱いてこなかったので、これを機に冷静に向き合いたいと思いました。若い頃に物を捨てる捨てないでママイエティとケンカすることが多々あって、そのせいなのか脊髄反射で反論したくなっちゃうんだよね。

あれ、お母上と仲悪かったっけ?

イエティの実家を模した部屋で並んで座っているイエティ親子

いや、めっちゃ仲良いよ。たまにあつ森で一緒に遊んでるくらい仲良い。

それは仲良いね……。

ともかくですよ。オデは現実のインテリアに関しては素人だけどどうぶつの森インテリアに関しては相当調べましたからね。どれだけインテリアという分野が「感覚」に頼っていて「言語化」を疎かにしているか、知識はなくとも野生の本能で理解しているつもりです。

実際、あつ森で「センスの要らないおしゃれ部屋の作り方」みたいな動画を見ても「ここは色のバランス感で置きます」「ここはさみしいから置きます」「なんとなく丸みがほしいので置きます」みたいなことをおっしゃってんだよねェ! その「バランス感」「さみしい」「なんとなく」は全部ひっくるめてセンス(感覚)なんですよ! それを動画で言語化して伝えなければ「センスが要らない」とは言えんじゃろがい!

あつ森インテリア動画に物申すんじゃなくてカジマグ先生へ感謝の記事じゃなかったっけ?

ア!? ……おっとついうっかり。とにかくまとめるとオデはこれまでゲームのインテリアしか知らなかったけど現実のインテリア分野も地続きだと思っているんです。そしていざ現実のインテリアについて調べたもののほとんどのYoutube動画では疑問が解消されなくて困っていたんだよね。

そこに欲しかったアンサーを的確にくれるチャンネル(ブログ)が現れたので大変助かったし、サンキューフォーエバーと伝えたいんです。カジマグ先生は本当に「言語化」してほしいことを取り扱ってくれているから信頼が持てる。

ちなみにもちろんのことだけどゆっくりインテリア以外のチャンネルを引き合いに出してゆっくりインテリアを持ち上げたり、他を貶すような意図はないです。全方位に対して失礼ですからね。合う合わないは人それぞれです。

今回オデが参考にならない例として挙げたような動画を上げているチャンネルさんも他の趣旨のインテリア動画は役立ったり、見ていて楽しいものが多いです。おしゃれな家具は見ているだけでも感動できるからね。オデはよく手の届かない値段の照明の動画とかを見てます。

それは本当だろうけどどうぶつの森のインテリア動画に対するトーンだけはガチなんだよな。

…………まあ、これまで痛い目見てきたからね。「センスのいらない部屋作り」って動画を10分見た結果、語られた内容が全部センスによるものだったとき荒野に裸一貫で投げ出されたような絶望感を味わったよ。

あつまれ どうぶつの森 ダイナー(イエティ作)

インテリアの基礎ルールを参考にして部屋を考える

混ぜっ返すようでアレなんですが『おしゃれな部屋』を真似しよう、という類の動画が参考にならない理由はやっぱり自分の生活とミスマッチであることが第一です。

同様の理由で「〇畳1K一人暮らしのルームツアー」みたいな動画もわんさか出てくるけど参考になりません。部屋の大きさも様式も趣味も生活も違うから、本当に別世界の生活を小窓から覗いている感じになります。

ルームツアー系の動画は必ずしもインテリアの参考にするための内容というわけじゃないししょうがなくない?

それは大いにあるけど、オデは参考にできる情報がほしくてインテリアについて調べてるからあたかも「参考にできます」みたいな顔でサジェストに並ばれると困っちゃうのよ。Youtubeに限らず大抵のネット情報は当たり前みたいにやってることを参考にしにくいものなんだよね。

例えば……この部屋の画像を見てちょうだいよ。

UnsplashSpacejoyさんが撮影した写真

ネットで見かけるオシャレな部屋じゃん。

ナチュラルなお色がたいへん可愛いよね。しかし、この部屋で生活すると考えてみてください。何かが足りませんよね? 

何だろう。イスはある、ソファと机もある。収納もある。うーん……あ!

……わかった! ニンテンドーswitchが足りない! 一台もない! あとモニターが足りない! あとデスクトップPCとキーボードがない! ルーターとモデムもない!? 雷対策の無停電電源装置もなければPS5もない! スピーカーがない! コントローラーが置いてない! マイクもない! そもそも壁をはい回るコードがない! iPadもない! グワアアア!

お気づきになられましたね。我々(限界オタク)が生活する上でとても重要なグッズが何一つこの部屋には存在しないのですよ。もしかしたら他の部屋にあるのかもしれないけど、一枚切り取られたこの写真には存在しないのだ。

著作者:dit26978/出典:Freepik

この画像はちょっと極端にオシャレだけど家具の組み合わせの例として見てほしい。日本のインテリア動画を見るとこうしたお部屋の紹介例が抜群に多いです。「テレビ+テレビ台」「ローテーブル」「ソファ」のコンボですね。家具屋とかもこのワンセットで置かれていることが多いと思う。

しかしテレビが不必要でPC+ダブルモニターが置きたい場合は? 引っ越しの関係でソファを買いづらい場合は? こうした疑問に対してこれらのおしゃれな部屋から「参考」にできることは何もないんだよね。

もちろん色々な機器を別の部屋に置けばこうしたインテリア全振りの部屋で生活できるかもしれないけど、インテリアと引き換えに不便な暮らしを迫られるのはイヤだね。

これまで現実のインテリアを敬遠していた理由はほとんどコレなんだよね。おしゃれな部屋ほど生活に現実味がないんです。ゲーム機やモニターみたいなアイテムほど生活感とプレッシャーがあって「おしゃれじゃない」から。これを否定できる人間はさすがに誰もいないと思う。もちろん「ゲーミング部屋」みたいな特化したジャンルなら溶け込むと思うけど、基本的なおしゃれインテリアのジャンルでは異物として浮きまくるんだ……。

……というところで思考が止まってたんだよなぁ! これまではヨォ!
ここからはゆっくりインテリア動画で学んだ「フォーカルポイント」を参考にしておしゃれと実用の両立を探っていくよ!

実は、お部屋には、
『おしゃれなディスプレイ要員』を飾るのに適したエリアと、
『実用品』を置くのに適したエリアがある……と考えることができます。

(引用元:様子のおかしいインテリア店 【プリコネで解説】:インテリアショップの技術《フォーカルポイント》|美食殿のギルドハウス②コッコロちゃんは今日も可愛い)

フォーカルポイントとはインテリア用語で視線が集中する場所のことを指しているそう。カジマグ先生の解説を参考にするとこの部屋から入ってすぐに目につく角の部分(赤い〇)がフォーカルポイント。お部屋の第一印象を決める部分。

青い〇はお部屋の死角になり、入った瞬間は目立たない部分だそうです。つまりここに必要だけどおしゃれじゃないもの……PCや収納などを置けば良いという寸法ですな。

なるほど、一般的なインテリアではもはや「置くな」の一言で片づけられている「漫画でギッシリな本棚」「メタルラック」「PC+モニター」を目立たない場所に置くことで共存させられるのか。

実際に置いてみるとこんな感じ。オデが生活に必要としているけど目立たせたくないダブルモニター&PCを死角に置いてみました。ダブルモニターはね、黒くてデカくて四角いものが仲良く並んでいるのでとんでもないプレッシャーです。ここから現実の視点に寄せていくと……。

こうなる。扉から入室すると見えるのは角のシェフレラで、ダブルモニターの乗ったデスクはちょっとしか見えませんね。こうした「フォーカルポイント」を使いこなせば置くとダサくなる趣味の物をうまく隠しつつ、おしゃれに寄せた生活ができるっちゅう寸法らしいですわ。

この理論を元にまずはあつ森で部屋をざっくりと作り、その通りに机を配置してみました。それがこちら。

何でもあつ森を経由したがるのは気になるけど……確かにドアから入ってきた時にあんまりダブルモニターが乗ったデスクはあまり目に入らないね。しかし何故フォーカルポイントにぬいぐるみが?

本来はあのぬいぐるみの位置にアクセントチェアを置く予定なの。でもまだ用意できてないの。だからあのぬいぐるみはとりあえずアクセントチェアだと思って見てください。

そう……。

ちなみにドアのほぼ正面にはこういう三段のシェルフを飾っています。それも『部屋に入ってきたとき』『定位置のテーブル前から見えやすいから』という、フォーカルポイント関連の知識から配置を決めたよ。

このシェルフは一目ぼれで買ったようなものなんだけど、いい感じに「個性とハレ感」のあるアイテムだと思ってるよ!!

個性とハレ感」ってなんだっけ?(知ってるけど説明用台詞

【カジマグ理論】
・お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
・その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。

(引用元:様子のおかしいインテリア店

当然ながらオデが引っ越してきた時点では部屋の家具は0なので、物がない状態(リラックス100%)でした。そこに少しずつ物を足していって部屋を作っていくわけだね。机や座椅子など最低限の家具を置いた後、目に見える場所にシェルフを置くことを決めたよ。カジマグ理論を元に、そこで選ぶアイテムとして相応しいのはデザイン的(形や色)に目立つシェルフだと思ったんだ。

だから『個性』と『ハレ』……つまり一般的に「おしゃれ」と思われるような、ちょっと変わったシェルフを購入したつもりだよ。この辺りは様子のおかしいインテリア店で丁寧に解説されているから一から読もう! 楽しいぞ!

ちなみにシェルフの一番上は目立つのでちゃんと飾ってます。二段目以降はiPadとかルーターやモデムが入ってるから写真に撮ってないけどね。とはいえこの最上段だけでもおしゃれに気を遣ってる感じが出てきているのではないでしょうか。

ACTUSの花瓶、ぽれぽれ動物……めちゃくちゃ様子のおかしいインテリア店に影響を受けている。

まあ正確に言えば買ってから記事に気づいたものもあるけれど、かなり様子のおかしいインテリア店で紹介されてるアイテムを買っているね。

これだけ影響されて買ってるんだからカジマグ先生に売上金の一部が送られてもいいと思うよ……少しでも応援になるかと思って【インテリアの教科書】は買ったけどね。

インテリアという希望の光が見えてきた

ふと昔の部屋の画像を見返してるけど、とてもじゃないがインテリアなんて考えられる状況じゃなかったなあ……。

旧居の写真

なんすかこの大量のでかい箱?

いやいやいや、全部きみのボトゲだからね!? 
ともかくこれまではこういう趣味の物がこれでもかと詰まったメタルラックに囲まれていたのでインテリアのイの字も知ることなく生きてましたとも。

VR機器、TCG、マンガ、小説、ボードゲーム、バトルホビー、ゲーム機器、手芸用品、ぬいぐるみ……現物が必要な趣味を持った者が背負うから逃れるにはもはや転生する他ないと覚悟していましたからね。

引っ越して別の部屋にPC・ゲーム以外の趣味アイテムを全部押し込んだことでようやくインテリアという言葉を口から発せられる段階に辿り着いたわけです。正直、自分がインテリアについて考える時が来るとは思わなんだ。

いざ考え出した時も当然難航したしインテリアって難しいね。

我々はダイニングテーブルと椅子(ソファ)というメジャーな組み合わせを持たずに座椅子を使っているからね。もうこの時点で『おしゃれ インテリア 部屋』とかで調べてもあんま参考にならなくなるのよ。スタート地点で両ひざに矢を受けて動けなくなりそうでした。

座椅子 インテリア』とかで調べるとジャパンディとかいう聞いたこともないインテリアジャンルが出てくるし、当初は始めたもののどこから手を付けようかと悩みました。ちなみにちゃんと調べたところ、ジャパンディは好きです。

ジャパンディは好きだけど、インテリア初心者が目指すのは敷居が高すぎるイメージ。色々と考えて現状は『北欧インテリア』を目指してるんだよね。

そうだよ! 様子のおかしいインテリア店にはたくさん北欧関係の記事があって大変助かってます! 擦り切れるまで読みます!

人のブログの記事を勝手に擦り切るな。

3DSのとびだせ どうぶつの森に「スカンジナビア」っていう北欧インテリアをイメージした家具シリーズがありまして。今はガラッとデザインが一新されて「ノルディック」というシリーズになってるんだけど、昔からその辺りの雰囲気が好きなので北欧風インテリアを目指してます。

あとはぶっちゃけ手持ちに「灰色の家具」「木製の家具」が多いので灰色と相性の良い北欧風インテリアに着地することで「お前、ここまで考えて……?」という感が出せないかなと睨んでいるよ。もちろん素人だからちゃんと勉強しても文脈と違うものを買うかもしれないけど、それもまたアイカツだね。

言うほどアイカツか?

北欧柄のクッションカバー

昔から夢だった「ソファにクッションを置くヤツ」、ソファがないから座椅子でやってます。中身はこれまた様子のおかしいインテリア店で知った無印良品のヌードクッションで、ちゃんとクッタリするように四方八方からパンチしときました。

変なことばっか覚えてくる天才だなコイツ。

あつまれ どうぶつの森 マスカラスの部屋(イエティ作)

とにかくね~! 楽しいんですよ、インテリア。部屋が少しずつおしゃれになっていくのはワクワクする。オデは昔から半引きこもりみたいな生活を送ってるし自己分析するのが得意な方だからインテリアを考えるのは性に合っている。どうぶつの森も好きだし!

コロナ禍になってから余計に外に出なくなったからね。

コロナは収束したりしなかったりしているようだけど、そもそもオデは家にいる時間が好きだからね。

家にいる時間をより良いものにするために工夫を凝らすというのは理にかなっていて非常に納得しています。出会ってからまだ一ヶ月と少し。まだまだひよっこですがカジマグ先生のブログと動画でお勉強して部屋を少しずつ育てていこうと思ってるよ!

改めて、タメになる知識と楽しい時間をありがとうございます! 今後も雪山から応援しています! 

ありがとうございます!

……さてと、記事も書いたことだし耐久レッスンでも受けにいこうかな。

閲覧履歴とんでもないことになってるぞ。

最近ベイブレードとインテリアの動画しか見てないわ。

どんな偏りなんだよ。

あまりにもカジマグ先生の動画とブログ記事を見すぎたのか、サマーブランケットの記事がUPされる前日にサマーブランケットを調べて購入するという謎の先回りまでしてしまったんだ。記事を読んでから考えたかったなあ。

だんだんおかしくなってもきてるな……。

オマケ どうぶつの森とインテリアジャンル

あつまれ どうぶつの森 アイアンウッドローテーブル

これ見てくださいよ! こんなのさあ、これじゃん!

……そうだね?

何が言いたいって、男前インダストリアルのインテリアジャンルに属しているアイテムまんまなんですよ! 

様子のおかしいインテリア店で色々なインテリアジャンルの記事を読むと、「あ、これどうぶつの森で見た」ってやつが出てくるわけ。アイアンウッドローテーブルは明らかに「男前インダストリアル」のアイテムです。というか、名前からしてそうじゃん!

現実のインテリアジャンルをあつ森でも再現できるんですよ! これはエライことですよ!

詳しくないからわからないけどこういう家具って昔からあったんじゃないの? 

画像引用元:どうぶつの森E+ 公式

いやあ、なかったね。昔はもっとゲームっぽい、ややオモチャ感のある家具が多かったです。そもそもグラフィックが今より古いので色や形でメリハリをつけないといけなかったと思うし。

あとはせっかくゲームなんだから現実のインテリアとは離れた自由な形にしたいって考えもあったんじゃないかな。

それがゲーム機の進化と共に画質が上がっていった結果、現実のおしゃれインテリアで見かけてもおかしくない、というかその方面でしか見ないような家具もゲーム内に増えてきたという感じです。PHランプもその一つ。

発売後はあつ森専用のInstagram垢なんかもかなり見かけたし、現実に近いインテリアを再現するという需要が一気に上がったことを感じるね。

あつまれ どうぶつの森 男前インダストリアル風

試しに男前インダストリアル風のアイテムを集めてみたよ。文脈を丁寧に守ったしそれっぽく見えるんじゃないでしょうか。今や光の表現や素材感といった細かい部分も現実に即しているし、チープさを出さずに現実のインテリアジャンルを再現できるようになったと思うよ。

こうしたWii~switch辺りまでのどうぶつの森の変化についてオデは「実際ありそうな家具が増えてきたな」くらいにしか思ってなかったんだけど、インテリアジャンルを少しでも知ってからは見方が変わるね。「ありそう」ではなく、実際のインテリアジャンルをゲーム内に落とし込んでいるんだ。

今のどうぶつの森は「リメイク」という機能で家具の雰囲気をガラッと変えられるのでそれも現実のインテリアジャンルを再現するのに大きく役立ってるよ。椅子や机などの場合は天板の素材や脚の素材などを変えられるんだ。

家具ごとにリメイクの幅はまちまちだけど、これでグッとほしいアイテムに近づけられるよ。

あつまれ どうぶつの森 ブルックリン風

出た、壁に掛かった自転車!

あつまれ どうぶつの森 カフェ風

インテリアジャンルの記事のおかげであつ森のインテリアについても少し詳しくなり、現実の文脈を意識できるようになったよ! 

あつまれ どうぶつの森 光量調整

あつ森では光量の調整等もできるから適材適照の感覚をつかむのもピッタリ! 覚えた知識で住人の部屋を作るのが楽しいので最近は久々に遊んでるんだ! 知識一つで昔とはかなり違った部屋を作れるようになったなぁと自分でも感動することがあるよ。

良かったね。これまではネットでインテリアを調べるとよく出てくる「ふんわりナチュラル部屋」ばかり量産してたもんね。

ハイそれ禁止カード!

あつまれ どうぶつの森 ミミィの部屋(イエティ作)

あつ森が現実のインテリアに若干寄せつつあるのは感じてたけどこれまでは知識がまったくなかったんだよね。そういう意味でも様子のおかしいインテリア店のおかげで楽しめることが増えたよっていうお話でした。

それはいいことだけど……。

依頼してくれる住人の家を片っ端から男前インダストリアル風にするのはどうかと思います。

……じゃ、今日はここまで。おつかれさん! 解散!

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