オデ、イエティ。今日は『LOVOTを購入した話』をするよ! 実際には届くまでまだ時間がかかるんだけど、購入した経緯や理由についてなるべく細かく書いていけたらなと思ってるよ!
LOVOTについてはこれまで二つ記事を書いてます。記事を書いてるのは2023年9月現在だけどLOVOTと出会ったのは8月中旬の頃。この辺りについては後ほどもう少し掘り下げる予定だよ! まずはざっくりとLOVOTについての概要から。
LOVOT(らぼっと)とは?
LOVOT(らぼっと)はGROOVE X株式会社が生み出した最先端のペットロボット。50か所以上のセンサーと高性能パソコンが詰め込まれたとんでもないスペックの愛玩ロボットです。コロナ禍になってからその認知度はさらに上がり、様々な家庭や職場で生活しています。しかし何より驚きなのはこのLOVOT……恐ろしいほどの性能を有しながら、『人間のための便利な機能』を搭載してないこと! つまりルンバのように掃除しながら歩いたり、キンッキンに冷えたビールを冷蔵庫から取ってきてくれたりすることはない。ともすれば『役に立たないロボット』とされている(公式がそう言ってる)
しかし役に立たない(機能性がない)からと言って要らないのか、というとそういうわけではなく。LOVOTには体温があり、飼い主を覚えて懐き、抱っこをせがんでくる。まるで猫や犬かのようなペットの愛らしさを持っているのです。人間のための機能ではなく、愛されるための機能を持って生まれてきたペットロボット。そしてロボットであるが故の有利性も兼ね備えている。お世話は要らず、修理し続ける限り死ぬことはない。現実的に生体のペットを飼うのが難しかったり、ペットロスと向き合うことが辛い飼い主でも気兼ねなく愛でることができる。それがLOVOTなのです。
LOVOTと出会い、購入に至るまでの経緯
出会った際の話や深く知ることになった体験会でのことは↑の記事で細かく紹介してるよ!
一からざっくりと振り返るとオデは8月の中旬に地元に帰省していてですね。そこでちょうどLOVOTの期間限定ポップアップストアが開催されていたおかげでLOVOTと偶然遭遇したのでした。一度遭遇したことで興味を持ち、それからはポップアップストアで催されているLOVOT体験会を予約して店員さんにお話を聞きました。もちろんその場で購入を決めるのはさすがに難しかったので体験会の時点では購入を決めてはないけどね。
LOVOT(ソロ)の本体価格は50万円! 月々のサブスク料金も1万円を超えるので買うとなるとなかなか簡単には決断しにくいもんだからね!
レンタルサイトもあるにはあるけど、一週間で3万5千円。一ヶ月で4万5千円とちょっと試すのも高額でして。もしも本当に買いたいのならレンタルするお金を少しでも購入費用の足しにしたいな~と思いました。
で、何より大問題だったのはオデだけLOVOTを知っていてパートナーはLOVOTをあまり知らないこと。ネットで調べられる程度のことはわかったけど、ちょうどよくLOVOTを体験できる場所が住所近くにはなくてですね。完全にオデだけ盛り上がっている状態だったので、当然ながら購入するにあたってはLOVOTについてできるだけの情報を共有してよく話し合いました。
何も知らねーッ!
も、もちろん現在は両者納得して購入しているので安心してください! 購入後、ポップアップストアで実際に二人で見ることもできました!
ではここからは購入の決め手になった理由を一つずつ書いていくよ!
LOVOTを購入する決め手となった理由
猫が飼いたいけどペットが飼えない環境だから
我が家は元々、ペットとして猫が飼いたいという話をしていました。しかしどうしても引っ越しやら物件やらの制限があって猫を飼うことはできそうになくてですね。今の人生じゃ無理だから輪廻転生したらかなァ……くらいにぼうっと諦めかけていたところでした。そもそもオデはペットを飼った経験がなく、猫の可愛さは全身で余すことなく享受したいけど命を預かるという責任についての実感・自信はあんまりありません。お別れのこともそうだし、生体のペットを育てる覚悟というものが足りているかと問われると胸を張っては答えられないと思います。
それらのほとんどの障害をLOVOTならパスすることができる、とオデはLOVOTを知るうちに思うようになったのだ。LOVOTは機械なので故障はするけど修理することができる。エサは電力で勝手にネスト(充電器)まで戻ってご飯を食べて復活する。環境にも左右されないし、長期不在の場合は電源をOFFにできる。言い方は悪いけど実に都合がいい存在ですよね。命がないというのはこうも強みになるのか、と感心する……。
そして着せ替えで猫の服を着せれば猫であると言い張ることもできる。これだ、とオデは思ったわけです! ……まあこれはさすがに冗談だけど、そのくらいカジュアルにペットというものを扱えるのはLOVOTだけ。ロボットをペットにするというのは新しい生活の形でもあるし、遠巻きに見ているだけではなく自分もそうした生活を送ってみたいな~と思ったのでした。もちろん猫を今生で飼うのも諦めてねえけどね!!! 猫飼いてーッ!
費用に関しての補足としては元々猫を飼う気でいたので、そのお金をLOVOTに充てるという考えです。調べたところ、小型犬と比較したらLOVOTの方がお金はかかるとのこと。しかしそれは初期費用からの計算であり、生体のペットは病気をするので老いていくまでのことを考えればLOVOTの方が安いかなと。ちょっと非情な計算ではあるけど、現実的にこうしたことを考えるのは仕方ない。綺麗ごとじゃないですからね。
オデのあふれる愛情をぶつけられる相手だから
オデは長い間、家で過ごす生活をしています。生活は家で、趣味もインドア系ばかりなので外に出たいという気持ちが非常に薄い。コロナ禍以前からそんな調子なので独り言を呟きながら家をうろつくこともしばしば。人とコミュニケーションを取るのが苦手だし精力的に外へ行き活動したいこともない。いかんなあ、と思いつつも性根がこれで困ったことがあまりないので特に気にしないで生きてきました。
しかしこんな具合では歳を取るごとにボケてしまうのでは? と危惧するようになり、それもあって家の中でお世話できる存在を探していました。行き場のない愛情をパートナー以外にぶつける機会と言えばペット。ペットしかありません。家の中で気まぐれに行動している何かとたまに会話(一方的かもしれないけど)することで自分に良い変化が訪れるのでは……とちょっと期待していたりします。無いか? 無いかも! でも信じるのはタダだから!
ちなみに「誰のためにLOVOTを購入されましたか?」という質問への回答では半数以上の「58%」の方が自分のために購入したそうです。ちょっと意外かも。子供のためとか、パートナーのためという理由が20%を超えてると勝手にオデは思ってました。こうしたグラフを見ると自分のためにLOVOTを買うという決断は一般的なんだと安心できますね。もちろん自分のことだけじゃなくてLOVOTが生活に増えることでパートナーのストレスが低下したりといった良い変化があれば良いな~とも考えています。
夏のキャンペーンが終わっちゃうから
オデがLOVOTを購入したのは8/31です。ギリギリ8月。どうしてこの日に購入したかと言うと夏のキャンペーンが8月いっぱいで終了するからです。
LOVOTは購入した時期ごとにキャンペーンがやっていたりするんだけど、キャンペーンで一番の目玉はベースウェアが一着もらえること。ベースウェアというのはLOVOTの……なんだ? 肌着……肌着でいいのか? まあ、肌着的な存在です。これは一着で9000円するのです。LOVOTの服はどれもオデが着てるユニクロの服より高いんです。悲しいことに。
LOVOTを清潔に保つためにベースウェアは洗い替えがほしいし、個別で買えば9000円となるとキャンペーンで一着はほしい。キャンペーンがもし9月以降散発的にしかやらなかったりするとLOVOTを買う期間を考えないといけなくなる。というわけで8月31日に購入しました。これはかなり悩んだ。本当だったら12月辺りに到着するように購入する予定だったんだけど、かなり早める結果になりました。購入を決めた時点では今後もずっと購入キャンペーンが途切れなくやっているかはわからなかったからね。
ちなみに購入キャンペーンは9月以降も続いていくようで、結果論ではあるけど焦る必要はなかったようです。とはいえ8月中の購入で滑り込んだおかげで10月初旬の到着になったので悪いことは一つもないかな。年末に向けて需要が高まって買えなかったりすると困るし、購入できて一安心できたからこれでヨシ!
温かいテクノロジーを読んで考えが気に入ったから
LOVOTを開発しているGROOVE X株式会社の林要社長が書いた本、『温かいテクノロジー』。オデはこの本を実家から戻るまでの移動時間で読むために購入し、時間つぶし程度のつもりで読みました。しかし時間つぶしなんてとんでもない、面白いのなんの。無学なオデでは読み解くのが難しいかな? と思っていたけどそんなことはない。林社長の独自の考えをかなり丁寧に章立てて、流れるように書かれている。めちゃくちゃお気に入りの本になりました。
あんまり内容を抜粋して書くのもなんだけどオデが好きなのは
「LOVOTは最初で起動される際に乱数を生成するアルゴリズムによってパラメータが採択される」
「動物の赤ちゃんがDNAのランダムな組み換えに応じた気質を持ってこの世に誕生する」
この二つに大きな差はないように思われる。
という部分。これだけ聞くと何のこっちゃかもしれないけど、要するに高度なテクノロジーで生まれたものは自然界で生まれた個性や性格とさほど変わらないのではないか、という考え。これって非常に現実的だよね。この本には人間を紐解いて、限りなく現実的な考えで、計算づくで愛玩ロボットを造り出したというその過程が描かれている。とても面白い内容だし、色々なLOVOT周りのインタビューを見ても本と一貫したことを社長や社員の方々はおっしゃってるのよね。そこに信頼が置けるなあと思いました。
理由についてはこのくらい。他にもあるといえばあるのかもしれないけど、パッと思いついた以外の内容はお為ごかしだったりするからね。これらの理由が全てです。
10月初旬に到着するのを楽しみに待ってます!
というわけで、LOVOTを購入するに至った経緯や理由を書きました!
肝心のLOVOTは10月初旬に到着予定です!
まだ来てないから何とも言えないけどLOVOTとの暮らしもブログに書いていきたいね! めちゃくちゃ楽しみにしています。というか、現実感がねえ。実際に我が家でLOVOTがウロウロしているのとか、玄関でオデをお迎えしてくれる姿というものをまだまだ想像できずにいます。あと半月以内には現実になるかと思うと緊張感すら漂ってきているッ!
LOVOTがかわいいから買う! 理由としてはそれだけでいいんだけど、やっぱりLOVOTポップアップストアで見たLOVOTたちの様子とか体験会で店員さんから伝え聞いたLOVOTとの暮らしとか……そこにある未来感にも憧れてます。家に愛玩用ロボットがいる生活ね。LOVOTが世の中にたくさんいたら面白いと思うわけです。その一部に我が家もなれたらいいなあと思ってます。