狂気のガチャ、『ベアリングマ』を手に入れたぞ

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!? というわけでね、オデはイエティ。ガシャポンの森に行ったら一つだけ(必ずしも一つだけとは言ってない)気になるガチャを回すようにしているよ。今回は『ベアリングマ』というガチャを回しました。

\2021年9月発売予定カプセルトイ告知 ????第②弾????/
ベアリングマ

妄想工作所の乙幡啓子さん(@otsuhata)とのコラボレーション商品????
胴体にベアリングが内蔵????好きなだけぶん回せ‼️‼️‼️#妄想工作所 #SOーTA pic.twitter.com/Jc8tacBUUo

— 株式会社SO-TA【公式】 (@SOTA170317) 2021年5月24日

なにぃ? 実は一年半前くらいのガチャだったのか? ガチャってですねえ、アホみたいな数出るからイカれたガチャでも意外とステルスしてたりするんですよ。そこがまた面白いの。

目次

・ベアリングマってなんだよ

ベアリングマはその名の通り、ベアリングを搭載したクマのフィギュアです。首が回転する。全五種類でエゾヒグマ、ツキノワグマ、マレーグマ、パンダ、シロクマのアソート。こういうのパンダが迷い込んでくるのはもうお決まりだよね。オデはパンダかシロクマ、ツキノワグマ、マレーグマ辺りが欲しかったです。

出たのはコイツ。エゾヒグマ。もちろんイヤというわけではないので、結果は結果として受け入れていく。オデはアイスクリームでバニラを選ばないし、チョコレートでミルクチョコレートを選ばない。退屈な日常の中で変化球を求めてるだけで、バニラは食えばうまい。ミルクチョコは食えばうまい。そういうことです。だから不満はない。

そう言ってやらないとこいつが浮かばれない。オデも大人になったから。例え相手がベアリングを搭載したイカれたクマでも気を遣えるわけ。

パーツは3つ。クマの首、胴体、エサ。簡単。首と胴体をくっつけて終わり。首と胴体の隙間にベアリングのメタルが見えるのが気持ち悪カッコいい。オデは別にクマに詳しくないけど毛並みとかもたぶんしっかりしている。触っている質感もいい。

・回して……みっか……

回してみる。はっきり言って最高。さすがにクマの頭部なだけあって(クマの頭部なだけってなんだよ)ハンドスピナーほどは回んないけど平らなところに設置させていれば十二分に回る。写真に撮るとバッチリ気持ち悪い。気持ち悪いッ! 最高だッ。

ちょっと前に流行った(いちおう書いておくと2017年はちょっと前どころではないが、オデは仮面ライダー鎧武の放映年まではちょっと前で済ませる。これについては相手が内閣でもケチをつけさせない。ちなみに仮面ライダー鎧武の放映年は2013.10.6~2014.9.28です)マニ車のハンドスピナーを思い出す。

もちろんベアリングマはベアリングを搭載したクマのガシャポンフィギュアなので別に首を回しても徳を得ることはないんだけど。まあ、そんなことを言いだすと世界は何も良くなんねえからさ……。

ベアリングマ誕生秘話まで紙に書いてある。

とある漫画の作中で、ヒグマが得物を投げ上げてもてあそぶ習性があると紹介されていたシーンから企画された。ベアリングで首を回転させたら、なんとなくその光景に近い感じになるのではと制作した。

なんとなくその光景に近い感じになるのでは? と制作した理由はたぶんちょっとおかしいからだと思うが、参考にした漫画はゴールデンカムイだろう。間違いない。

エサはハッキリ言ってないほうが回る。というか回してたらぶっ飛んだ。接着剤でつけてしまったほうが失くす心配をしなくていいと思うがフィギュアの完成度か回転効率のどちらかを取らなければならない。クマに比重を置くか、ベアリングに比重を置くか。悲しいモンスターである。

・じゃあもう寝るわ

満足したから寝る。そういえばこの記事を書くにあたって色々と調べていたら制作の記事が出てきたから乗っけておく。デイリーポータルZか……納得感ある。

これは何の分野においてもそうだがおかしい人のフリをするだけなら簡単だ。しかし本物であるにはセンスと実行力が必要になる。そうした点でこのベアリングマは非常にちゃんとした狂気を感じる。本物だッ!

ではモルモルと回転するベアリングマを見つめながら今日はお別れです。これだからガシャポンの森はたまんねえなあ。家の隣がいきなりガシャポンの森になってくんねえかな。では回転するクマと回転しないイエティでした。おやすみ。

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