オデ、イエティ。今日は『チャンキーモール』を使ってクッションを作るよ！
オデはイエティなんで普段は雪山から降りてこないんだけど、デッケェ～手芸店に行きたくなってユザワヤに行ってみたんすよ。そうしたら店先にデッケェ～毛糸がゴロゴロと並んでまして、ビックリしてその毛糸のことしか考えられなくなっちゃった。
今日は手先が終わってるイエティが、衝動買いしたチャンキーモールを使って丸型クッションを作る記事です。
・チャンキーモールってなによ？
ユザワヤの売り場に「SNSでいま話題沸騰中！」と書いてあったけど全く見たことがなかった。「あのマンドゥバッグを簡単に作れる！」ともあったけどそのマンドゥバッグも見たことがなかった。まあ……系統が違うからね。オデのTLはソシャゲのイラストと音ゲーのスコアくらいしか流れてこないし。別の割りと煌びやかなSNSではマジで話題になってるんでしょう。
オデは普段毛糸を触らないんで細かくはわからないけど、クソデッケェ～毛糸のようです。とにかくでかくてですね、このチャンキーモールの束を買って抱きしめるだけでクッションって言い張れなくもない。ころころとして可愛いし、本来見たかった羊毛フェルト用品のことも忘れてずっと見てました。でも買って持ち歩くと邪魔でぶん投げたくなるデカさだったからおうちに帰ってから通販で買いました。
「チャンキー×チャンキー」と「チャンキー×モール」の二種類があって、よくわかんないんでよりフカフカしてるほうを買いました。色はアイボリー。なんかさあ、オッサンになってから原色バリバリのものよりこういう落ち着いた色合いのものとか、くすんだ色のほうが好きになっちゃったんだよね。これも加齢の一つなの？
ユザワヤのチャンキーコーナーで紹介されてたのはマンドゥバッグ、ドーナッツクッション、丸型クッションの三つ。マンドゥ……バッグは使わねえかな。若いイエティならまだしもね。見た目的に丸型クッションが華やかで可愛かったので、丸型クッションを作ることに。
・動画を見てもよくわかんねえッ！
ユザワヤの公式動画があったのでこれを見ながら作る。
前回ですね、あみぐるみを編んでみたんだけど網目が小っちゃくて見えなくて吐きそうだったのよ。今回はチャンキーモールとにかくデカいんで網目も見えるし、かぎ針とかいらなくて手で編めるので楽です。
ただいきなり文句かよって感じで恐縮なんだけど、ユザワヤの公式動画……素人のオデにとってはかなり不親切でした。女性の方が二人で紹介している動画なんだけど、片方は割りと手癖でモリモリ編んでいって見てる方からすると「ここどうなってんの？」というところを細かく解説してくれない。一応それを補佐する方がもう一人いるんだけど、あまり口出ししないので結局編んでる方がガンガン進んでいってしまう。
こういう制作ってネットで見る分にはマジで作ってる方の目線に頼るしかなく、手元をしっかりと映しながら「どの網目に」「どの方向で」「どういう意図で」みたいなことを細かく説明してほしいのね。紹介してる方が上手なのは当然なので、後は解説動画なら解説動画の役割をちゃんと果たしてほしいなと思いました。まあダラダラ言ってもしゃーないんで文句はここで終わりにするけどね。
海外の方がやってる動画も見ました。英語だからアレだけどこっちのがわかりやすいかもしれない。この毛糸はさらにモコモコしていて出来上がりがとてもかわいいね！
・文句を言わずにやるフェイズ
粛々とやっていきますか！ 鎖編みをしていくとしめ縄みたいになって面白い。さっきも書いたけどとにかく網目がデカくて迷子にならないのがデカいです。これで死にそうになってたからね。編みぐるみの時は。
全体的にデッケェ～ので編んでいくと加速度的にデカくなって楽しいし、モノが出来上がっていく！ という楽しみを早い段階で味わいやすい。
一周して五段編んでいく。編む度にデカく丸くなっていくので楽しい。網目一つずつをちょっと小さめに編んでしまうと、次の段でちょっと困った。とはいえ網目に余裕を持たせすぎると仕上がりのときにどんだけ糸が余るかわからないので、とりあえず小さめで作ってみる。
一応、ほぼほぼ完成なんだけど見ての通り左側にどちゃどちゃと糸が余っている。ちょっと小さめに網みすぎてしまった。ここまででだいたい、40~50分くらい。動画を見ては触って、見ては触っての繰り返しなので実際に編んでいる時間はかなり短い。
一週間以上かけた編みぐるみと違ってすぐに形になるという精神的余裕があるので、解いてもっかいやってみることに。
見ての通り、次は網目をデッカくしている。編みぐるみに比べると網目の大きさにこだわりはないけど、網目の大きさを均等にすることが綺麗に仕上げるコツだろうね。とはいえオデは素人なので完成が優先なのよ。
・チャンキー丸型クッション 完成！
というわけで真上から撮ったらこんな感じ。真ん中が花っぽくなっててかわいい。意外と……って言うとなんだけど上から見た形がそれなりに綺麗に作れました。
斜めから見るともうちょっときれいに見えるかも。下のほうはガタガタだけどまあクッションひっくり返して「オイオイ下のほうはガタガタなんだが？」とか言うやつはその時点で通報モノなので無問題です。
エー、可愛いです。色合いもアイボリーがとてもいい。海外とかのデッケェソファとかカウチの上に飾りで乗ってるタイプのクッションっぽくてとてもテンションが上がる。まあソファがないから乗っける場所があんまりないんだけど。
中に綿を詰めたりしてないので固いです。かたい……マジで固いな……ドッヂボールのボールみたい。あと重い。見た目はかわいいんだけどいわゆるフワフワのクッションではないです。どっちかというと飾りのクッションですね。まあ柔らかいものならぬいぐるみとかでいいんで、見た目がかわいいだけで良し。
こんな感じでした。何だかんだ言ってオデみたいな素人で手先も器用じゃないイエティからすると「完成の目途が立ちやすい」というのが一番デカかったですわ。編んでいけばいくほどデカくなって形ができるんで、進んでるぞ！ これは終わるぞ！ というゴールが見えやすく、モチベーションを維持しながら進められた。これは最高。
悪かった点はまあ、参考にできる動画が少ないこと。Youtube全体で探してもチャンキーモール自体の歴史がまだ浅いのか、似たような丸型クッションの制作動画が少なかった。公式のユザワヤの解説動画が微妙だったのもあって完成するかは不安だったな。その辺り。
ちなみに相棒のダークマンモスはドーナッツクッションを編んだんだけど、こっちはけっこう簡単だったそうな。丸型クッションは難しい方なのかもしれない。
というわけでチャンキーモールで作る丸型クッションでした。面白かった。この毛糸で編みぐるみ作ったらめっちゃでっかいのができて面白いんじゃねえ！？ と思うけど残念ながらオデには知識と技術が無いので無理そうです。とはいえまたなんか作ってみたい。ブランケットとかも作れるみたいだし。