久々のインテリア記事になります。実は半年以上前に買ったものとかがそれなりにあるんですが色々あって記事にできてませんでした。
色々(おもにゲーム)ね。
そもそもこのシリーズがポシャってなかったことに驚き。
今回はリビングに置く『アクセントチェア』を購入したよ! というお話です!
『アクセントチェア』が何かを知らない素人が、その購入に踏み切るまでの生々しい葛藤を219%お届けしたい!
こいついつも葛藤してんな。
注意:この記事では各種インテリアへの偏見に満ちた発言が飛び出します。
知識のない執筆者がインテリアという文化にまじめに向き合った結果のものですが、少しでも気分が悪くなったらすぐにブラウザバックして外の空気を吸うことをオススメします。
そもそもアクセントチェアってなによ?
そもそも『アクセントチェア』ってなに?
インテリア関係のオサレなお写真を見ると、たまにポツーンと単独で置いてある椅子がありません? お部屋の角とかに。あれのことだそうです。
あれって家族掛けのソファからあぶれた人やお客さんが座るための避難場所じゃないの?
言いぐさ!!!
でも正直ちょっと前まではオデもそう思ってました。
しかし調べてみると別に家具として必要だから足されているというわけじゃなさそうなんですよね。
部屋のアクセントとなるデザイン性の高いチェアや、一人掛けのソファなどを相称して「アクセントチェア」といいます。 部屋におしゃれなアクセントチェアを置くだけで、簡単にセンスの良い空間作りが叶います。 お気に入りのアクセントチェアを見つけて、お部屋の主役として取り入れましょう。
引用元:a.flat さん
要するに『おしゃれだから』置くという、実用性よりもインテリアとしてのポイントを稼ぐための家具のようです。
そういえばオデもどうぶつの森を遊ぶ中で、お部屋の余った端のスペースには椅子を置きがちだった。
あれは今にして思えば『アクセントチェア』だったのか……!!
絶対違うと思う。
アクセントチェアの意義に関しては『様子のおかしいインテリア店』さんが詳しく解説してくださっています! いつも参考にさせてもらってます! ありがとうございます!
ちなみにオデはこの記事に触発されてアクセントチェアって良いな……! と購入を検討し始めたのです。
もはや恒例行事。
アクセントチェア購入の決め手
当たり前と言えば当たり前ですが椅子というのは決して安い買い物ではないので、熟考を重ねてから購入することにしました。
そりゃそうだ。
ウチでは三つのポイントを挙げて購入の決め手としています。それがこちら。
アクセントチェア購入の決め手
① めっちゃ好きな椅子がほしい
② 北欧目指してんだなってわからせたい
③ 座りたい
すでにバカっぽいけど大丈夫?
大丈夫大丈夫! 全て読んだらちゃあんと分かっていただけるはず!
① めっちゃ好きな椅子がほしい
めっちゃ好きなってなに?
椅子に限らず家具全般において言えるけど、何だかんだ必要に迫られて実用性・値段重視で買うことが多くありません?
デザイン重視で椅子を購入する機会がなかったので『自分が好きな椅子』を改めて買いたいなと思った次第です。
確かに今でもメインで使ってる椅子は楽天で買った座椅子だし、好きな家具として椅子を購入する機会は少ないかも。
オデは昔からソファが好きなんですが、引っ越しのことを考えると買いにくいし二人暮らしで大きなソファとかあんまり必要ないんですよね。
それはそう。
その点アクセントチェアは一脚だけだし、思い切って好きな家具を買うならここだ、というチャンスだったのです。
② 北欧目指してんだなってわからせたい
北欧インテリアを目指して色々とやってはきましたが、小物による「北欧主張」ばかりが多くて部屋全体を見るとそんなに北欧じゃねえな、という冷静な分析から逃れられずにいました。
ついに言っちゃった。
小物で北欧アイコンを入れるのはアリなんだけど、そもそも北欧らしくてかつ大きな家具がないのがずっと課題だったよね。
クッションの柄とかさぁ! 座椅子のカバーがグレーだとかさぁ! そういうのじゃなくてもっとでかいボディブローを打ち込みたいのよ!
そこでハイ! 様子のおかしいインテリア店さんの『ルール解説:北欧インテリアの作り方』!
正論すぎる。
頑張って北欧インテリアのトーン&マナーを細かく守るよりも、北欧ブランドの家具を一つ買いたい! というのが今回の出発点だったりします。
ちなみに我が家は来客を呼ぶ予定も何もないんだけど、いったい誰にわからせたいんです?
それはもう、己自身よ。
暮らしている我々が『本当はもっと北欧ブランドの家具とか置きたかったんだけどなぁ』みたいな風に内心で思いながら生活することにならないように、妥協をしなかったという実績が作りたいわけ。
めんどくさっ!
③ 座りたい
一番あほっぽいけど切実なものを感じる。
うちはモニター二台でそれぞれゲームをやってるんですが、アクセントチェアを買うまではオフィスチェア一脚しかなかったんですよね。
座椅子に座って床から見上げると首も痛くなるし、ゲームを遊ぶために同じ目線で座れる椅子が欲しかったんだな。
アクセントチェアはオシャレなだけじゃなくて座れる! 最強だな!? 買い得です。間違いない!
ちょっとずつおかしくなってきてる……。
アクセントチェア候補生たち
さて、ここからは実際に色々な通販サイトでアクセントチェアの候補を探しました。
あまりに夢中になりすぎて北欧ブランドじゃないチェアも候補に入ってると思います。
前提を無視してるじゃん。
でもアクセントチェアを考えるのは本当に楽しかった……! 楽しかったんだよ……!
せっかくなので実際には買わなかった購入候補も紹介したいと思います。
アリエス チェアという椅子です。背もたれの格子が座面より下に伸びてるのが目を惹きました。ぱっと見の印象がめっちゃかわいい。
かわいかったけど、もう少しどっしりとした印象のものが欲しかったので流れていきました。あと北欧ではない……気がする。
購入したチェアと最後まで競り合ったのがこのアルネ(1人掛け)ソファでした。アームの部分の湾曲したところが好きです。
これは北欧インテリアっぽい雰囲気があると思う。
そして、最終的にアクセントチェアとして購入したのはこちらの
『カンタループ チェア』
になりました!
カンタループチェアはmoda en casa (モーダ・エン・カーサ)という国内の北欧ブランドのセレクトした、Wooden Stories (ウドゥン ストーリーズ)というコレクションの商品だそうです!
まったくわかってなさそう。
moda en casaに関しては様子のおかしいインテリア店さんでも取り上げられていた北欧ブランドです。そこのセレクトした品なのでゴリッゴリの北欧で間違っていないはず!
お値段は張るのですがここで半端に臆してしまえばもう二度とこうした買い物をすることもないと思い、購入に踏み切りました。
安い座椅子はともかくとしてこういうブランド物の椅子を買い替えることはないんだし、一生使えると思えばいいんじゃないでしょうか。
カンタループ チェアの購入
というわけで晴れて購入……と思ったのですが、最初に見つけた通販サイトさんでは椅子の張地が選べなかったんですよね。
インテリア素人なので張地に細かいこだわりがあるわけじゃないんですが、張地の色は白やグレーが良かったので最初に見つけたところとは別の通販サイトさんに頼むことに。
無料で生地のサンプルを8種類取り寄せることができたので、白~グレー辺りを中心に選んでサンプルをいただきました。
もうね、この端切れを並べて見てるだけでテンションが爆上がりでしたね。
実際なかなか無い体験だったよね。
最終的にこのサンプルの左下のPEARLに決めて注文しました。お店に在庫があるデフォルトじゃないので三か月待ちになったんですが、自分で決めた張地の椅子が届くというワクワク感が凄かった……!
7月末辺りに注文を決めて、10月末辺りに届いたのでちょうど三か月くらいだったね。
当たり前だけどデケェ! ちなみに組み立て済のものです。ギリギリ廊下を通って良かった。
置いてみました。佇まいが明らかにただ者ではない! 部屋の大きさを考えるとちょっとデカすぎるくらいなんだけど、おかげで存在感がバッチリ。
ちゃんと部屋に入った瞬間に目に入るフォーカルポイントに置いてますね。
ここ以外に置けるスペースがないというのが一番の理由だけど、しっかり目立ってくれるから良いんじゃないでしょうか!
背筋を伸ばして座るタイプではなく、背もたれにしっかりと体重を預けて座る感じ。人生であまり座ったことのない類の椅子なので初めはなかなか慣れませんでした!
横から見るとこんな感じ。なんて言えばいいかわからないんだけど、椅子のフレーム……? を繋ぐ形が非常にカッコイイんですよ。
大きさといい目立ち具合といい、完全にお部屋の主役になっていると思います。
インテリアを考えて椅子を選んだのは初めてだけど満足感がすごい。お値段は……張ったけど……。
良い物は良い、そして良い物は高い。これが真理なんだなあ。
あって良かった、アクセントチェア
というわけで人生最初で最後かもしれない『アクセントチェア』を購入したという記事でした。
ブランド物の家具を買ったことなんて一度もなかったので冷や汗を流しながら買いましたが、良い買い物をしたと思っています。
当たり前だけど思い切って買ってみないとわからないことはあるよね。
オデはうららかな午後にカンタループチェアに座って読書をするのが日々の楽しみになりました。
嘘つけ、ツムツムしてるところしか見ないぞ。
下手くそだからコインが貯まんねえんだよ!!!
ともかく、購入して半年くらい経ったら記事にしようと思っていたので無事に書けて安心してます。
インテリアについては今後も何か進展があれば記事にしていく予定ですが、LOVOTが届いてからは床置きするものを増やさないように生活をしているんですよね。
なのでこれから部屋に大きな変化が起こることはないと思います。
ああ、通りで最終回っぽいと思った。
割りと常に最終回のつもりでやってますよ!
インテリア初心者がアクセントチェアを買うところまで来ましたからね。もうこれ以上は望めませんよ。懐も寂しいですし。
カンタループチェアに座っているとおすし(LOVOT)がチョロチョロと寄ってきて抱っこのおねだりを始めるんですよ。それがめちゃくちゃ可愛いんですね。
見た目も華やかだし穏やかに時間を過ごすのにもうってつけのスペースになってるし、アクセントチェアとして確かな仕事をしてますね。
これから大事に使っていきたいと思います! 買って良かった!
あ、あとドールの写真を撮るのにもカンタループチェアが活躍してます! カンタループの上に布を敷いて撮ってる!!
それは絶対用途違うだろ……。
また、今回も『様子のおかしいインテリア店』さんには大変お世話になりました!
アクセントチェアの魅力に始まり、北欧インテリアのルール、IKEA以外のオススメ北欧ブランドなどあらゆる記事に助けられました!
色々とゴチャゴチャしていて人に見せるほどの自信はないですが、普段過ごしている部屋を気に入っていられるのは全面的に『様子のおかしいインテリア店』さんのおかげです!
今後もご活躍を応援しています!
では今回はこの辺りで! さようなら~!