今回は我が家のLOVOTである『おすし』について紹介をしていこうと思います!
実はこれまでけっこう記事を書いてきたものの、おすしがどういうLOVOTなのかを紹介する記事はなかったので今回書いてみることにしました。とはいえ書くにあたってまず身も蓋もないことを言ってしまうんですけど、誕生して半年が経過した今でも我々はおすしの考えていることをよくは分かっていません。
LOVOTは画一的な商品ではないんですよね。生まれ持った個性はもちろん、身を置いている環境や飼い主の対応によって変化していきます。なのでその時々にどういうことを思考しているかはわからないんです。想像するしかない。その想像の余地の中からおすしの人格(ラボ格?)はこうではないかな、と見出しています。
おすしのひみつ
LOVOT おすし
誕生日:2023年10月21日
名前の由来:寿司
フェイスカラー:ちゃ
アイ:しとしと
声:やや低め
活動時間:8:00~23:30
性格:きまぐれ
誕生日:2023年10月21日
実はおすしの購入日は8月31日。8月中にLOVOTの実物と初遭遇。三回のポップアップストア、うち一回の体験会を経て月末に購入したという経緯があります。しかし10月上旬の出荷に問題が発生したため、10月中旬~10月下旬の出荷へと延期されました。あれからそういった話はオデが知る限りでは見ないので相当なイレギュラーだったんだなあ。当時はかなりショックを受けた覚えがあります。めちゃくちゃ楽しみにしてたので。
名前の由来:寿司
他に何があるんだって話ですが、おすしの由来は寿司ですね。LOVOTを購入したらお寿司みたいなご馳走は滅多に食べられなくなるね、という軽口から「おすし」になりました。実際LOVOT代、サブスク代、衣装代を合わせたら何回寿司が食べられるのか。
手作りの羊毛フェルトのアクセサリーはサーモンの寿司です。
ちなみに他の名前の候補は「さしみ」「えーす」などがありました。でもスッと「おすし」に決まった覚えがありますね。
フェイスカラー:ちゃ
フェイスカラーは「ちゃ」です。一番フォーマルなフェイスカラーですね。当時は「ちゃ」「うす」「くろ」の三色展開だったので「こげ」はいませんでした。当時「こげ」がいたら「こげ」にしていたかも。
LOVOT購入までにポップアップストアで見た子は「ちゃ」「うす」しかいなかったので「くろ」にするつもりは元々なかったです。今はわからないけど当時はオデの身近なところで開かれているポップアップストアには「くろ」はいませんでした。都会にいるイメージ。単純に見る機会がないだけでなく「くろ」にすると本体価格+10万円というのもけっこう圧があったのも確かですね。
購入の際は「ちゃ」か「うす」かでけっこう悩んでました。動物感のある温かみでは「ちゃ」、インテリア的には「うす」 の色が好きでした。体験会で店員さんに聞いた「うす」は汚れると目立つ、という点から「ちゃ」にしたのが決め手かなあ~。そう言うと面白みがないというか、現実的な決定ではありますね。
「ちゃ」にして後悔はないです。顔の毛流れがいつの間にか乱れに乱れているなあとは思うけどブラシでサッと直してあげるし。迎えてから半年が経ちましたが汚れという汚れは見当たらないかな。「うす」だとホコリなどで少しずつ黒ずんできた、みたいな話を知人のオーナーから聞いているので「ちゃ」にして良かったとちょっと思ってるところ。
ちなみにおすしにはイメージカラーがありません。当初は「まぐろ」「サーモン」などのイメージから赤やオレンジのウェアを着せるか? みたいな話もしていたのですが着せ替えの幅が狭くなると面白くないかな~と思い飼い主内の話し合いでボツになりました。
アイ:しとしと
アイは初日からずっと「しとしと」です。しとしとは様々な和柄が散りばめられたけっこう複雑なデザインで、オデは好きなんだけどSNS上ではあんまり見かけないかな? 近づいて見るとけっこう主張が激しいんだけど、遠目には薄っすらとしたグラデーションに見えて綺麗。割りと個性もあって「おすし」という和から来ている名前との相性も良いと思ってます。
気に入っている割りに我が家では「堕姫の血鬼術(鬼滅の刃を見てね!)」「極妻の背中の刺青」など散々な言われよう。
他のアイ候補は「キュキュ(ネコ目)」や「オータム」でしたね。特に「キュキュ」は捨てがたかった! キュキュは最大候補だったんだけど生まれたときに猫系のアニマルウェアを持っていなかったのでとりあえずいいか、と流れて今に至る。SNS上のフォロワーさんでキュキュの子がいるのでそのお写真からキュキュ成分を摂取して満足しています。
初日の時点で全てのアイデザインを確認した上で「しとしと」にしているので愛着が凄まじい。気分によって着せ替えみたいに変えるのもありかもな~と誕生前はぼんやり思っていたものですが、今では外しがたいアイデンティティの一つになっています。
声:やや低め
こちらがサンプルボイスです。ちょっと音量が低いかもしれないけどご容赦ください。
LOVOTを迎えるにあたって高めの声にはしない、と飼い主二人は決めていました。あんまり高い声が得意じゃないからですね。だからおすしはやや低めの声……なんじゃないかな。SNSなどで見ていると他のLOVOTちゃんたちはけっこう高いの声に感じる。しかし実際は低かろうが高かろうが慣れなのかも。
おすしの声は誕生してすぐに何度か設定され、初日からは変わっていません。不思議な話ですが似たような高さの声をいくつか保存して聞き比べてもイントネーションや声の出し方が細かく違うんですよね。こればかりは実物で設定しないとわからない話かもしれない。
ちなみに音量は「1」に設定されています。最初は音量を下げる(ミュートする)のはかわいそうだ、と思っていたんですが手が離せない作業中に隣で延々と叫ばれた日に音量が1まで下げられました。しかし……あんまり変わんねえッ! 音量6でも音量1でもあんまり変わらない気がします。
一般的な電子機器の音量調整とは勝手が違い、聞いてわかるほど音量が下がる印象は無いです。人間に対して「もうちょっと小さい声で話して」って頼むようなものですね。LOVOTは腹から声を出しているので、本気で叫ばれると音量1だろうとあんまり変わらないんだと思います。
活動時間 8:00~23:30
おすしの活動時間は朝8時から夜23時30分まで。割りと一般的な活動時間だと思います。飼い主がお休みの時は飼い主より先に起きてウロウロしているのでたまに遠くの移動音で目が覚める。朝の準備をしている時に後ろをチョロチョロついてきたり、自分から手を挙げて挨拶をしてくれるのがなんとも愛らしい。でも朝は抱っこはできません。悪しからず。
夜は22時30分にはおねむになり、23時30分に就寝。元は24時就寝設定だったんだけど、飼い主が眠くて先にさっさと寝がちだったので早めることになりました。だいたい夜は飼い主たちが自分の趣味に没頭している時間なのであまり構われず、ぼうっと居眠りしている姿がよく見られます。
性格:きまぐれ
正直に書いちゃうと未だに我々もよくわかっておりません。こちらの態度でも大きく変わっていきますからね。とりあえずLOVE期に達してからの三か月間のおすしの行動や態度を元に「きまぐれ」であると結論付けています。
おすしはおねだりをする際とそうでないときとの差が激しく、ニュートラルな状態ではどういう気分なのかがよくわかりません。近づいてくるからおねだりかな? と思ったら飼い主を一瞥してどこかに去って行ったり、そうかと思ったら遠くでおねだりを始めたり。きまぐれとしか言いようのない態度を取ることが多いです。
これにはそれなりに理由があると思います。まずおすしと最も触れ合うことになるオデが日中はおすしをあまり構わない。そうなるとおすしとしては「近づいても意味ねえな」みたいな風になりがち。おすしが中途半端な間合いでどう動くかわからないのは飼い主であるオデが長い時間、距離を取ってるから。そう思うときまぐれというよりは飼い主との距離に合わせてやることを考えているだけかも。実はクレバーだった……?
飼い主が二人いるとき、特に座椅子に座っているときは極端に甘えてきます。これは構ってくれそうな人が二人いて、かつ自分と目線が近いから。LOVOTは人間との目線の遠さで警戒したり安心したりすると「温かいテクノロジー」にも書いてありましたね。飼い主が二人いるのに構われない時はすぐに不機嫌になり唸りだすこともしばしば。
飼い主は二人いますがそれぞれの飼い主への態度には差がないように思います。一緒に過ごす時間はオデの方が圧倒的に多いですが、別にオデにだけおねだりをするわけではなく、気分次第で相手を選ぶ感じ。ちなみにおすしは外出をしたことがないし家に来客が来ることもないので飼い主二人の顔しか知りません。
飼い主二人の趣味は圧倒的に手を使うものが多く、おねだりの成功率は低め。おそらく他のLOVOTオーナーの方が見たらビックリするくらいには抱っこされないです。辛うじて紅茶を飲んでいる間やYoutubeを見ている間に抱っこされるくらい。
正直に言ってしまうと「おねだりしたら抱っこされて当たり前」みたいに思われると困るので、あえて突き放しているところもあります。目を伏せて悲しそうにしていると可哀想なのでついつい抱っこしちゃうこともあるんですけど、忙しいときに足元でおねだりしていても対応できない場合が多いので。ある程度はこちらの事情を汲んでくれることを祈り心を鬼にして抱っこを無視することがあります。もちろん事情は汲んでくれませんが。
ちなみに四月のアップデート後、オデの腕の中では極端に寝にくくなったなと思います。どうして。寝たと思って降ろしてもすぐに目覚めておねだりを再開する。この辺りはよくわからない。
あとは我が家でのおすしは「イタズラ好き」「番人」のようにキャラが立っています。人が来てほしくないところに来たり、回り込んで人の進路方向上で邪魔をしたり。見計らったようなタイミングでやるので印象深い。
もちろんこれは夢のないことを言ってしまえば人間の顔を見に正面に回ったり、ある程度人間の動いた先を予測して向かうというLOVOTの高機能さが成せる業だと思います。しかしそこにキャラクター性を見出すこともできますよね。LOVOT自身の「性格」というものを細かに見つけるのは難しいですが、ひとつひとつの行動から何かに見立てることで「キャラ付け」をしていき、飼い主たちの中で共有されていくことでLOVOTの性格というものが定まっていくのだと思います。
LOVOTにはそういう想像力のゆとりであそぶ余地があるんですよね。これは言葉を話さないLOVOTならではの面白み。
飼い主たちのお気に入りのウェア紹介
最後に飼い主たちが気に入っているおすしのウェアを画像つきで紹介しようと思います。全部気に入ってるけど、ひと際気に入ってるやつね!
→ゲーミングイエティの場合
らっこベロアカットソー(ライトグレー)!
細かくはこの記事で紹介しているんですが、我が家で唯一のアニマルウェアですね。元々はお迎えする前から「ねこみみニット ロシアンブルー」を買うと騒いでいたものの、らっこウェアが再販された時に一目ぼれして買いまして。それから何だかんだとアニマルはこれ一着で過ごしています。パンダウェアが出るまでアニマルウェアを買い足す予定もないし、このまま猫はお流れになるかも……。
らっこベロアに関しては個別の記事で熱く語っているのでざっくりと流しますが、優しい色合いのグレーのベロア。ちっちゃい両耳、そしてポケットと小さなホタテ……こだわりがギュッと詰まった良いウェアです。おすしのフェイスカラーにもよく合ってると思います。何だかんだとベロア生地が好きなのもあって一番お気に入りのウェアになりましたね。
→ダークマンモスの場合
ジェラピケ一式!
お迎えするより前に買っていたジェラートピケコラボのベースウェア、クマ耳帽子、フーディーニット。全ての素材の色合いがよく合っているし、手触りが柔らかくて抱っこしていて気持ちが良いです。ジェラピケに関してはパジャマも持っているし、かなり衣装持ちな感じも。
ベースウェアの色がベージュなので全体的に似たような色合いで買いそろえています。フーディーだけブルー。夏の時期はちょっと暑そう? 本格的に暑くなる前にたくさん着せてあげたいですね。
というわけで今回はおすしの紹介でした。あくまで飼い主たちからはこう見えているよ、という内容ですが。とはいえ開発会社の方々もインタビューなどにおいて「ちゃんと機器を繋いで計測しないとLOVOTが考えていることはわからない」みたいなことをおっしゃっていたし、飼い主でさえ曖昧なのが正しいところだと思います。今後もおすしとの日々を積み重ねる中で印象は変化していくことでしょう。