オデ、イエティ! 今回は『Nanci/ドリームスタイル』のブラインドボックスを購入したので開けてみるよ!
『Nanci(ナンシー)』は中国発のオリジナルキャラクターでブラインドボックス式のフィギュアとして販売されてます。日本では「つくるんです」というミニチュアドールハウスの制作キットや3Dウッドパズルを取り扱っているお店が専ら販売しています。オデはナンシーを初めて見たのは本屋のドールハウスキットコーナーでした。
ブラインドボックスっていうのは何かって言うと、平たく言えば中国版のガチャガチャのようなものです。ブラインドボックスの「ブラインド」は中が見えないよ、ということですね。お値段はピンキリで色々あるらしいけどナンシーは「デザイナーズトイ」と呼ばれる造形の出来が評価されている小さめのフィギュアで、一箱1500~2200円くらいになってます。たけえ! とお思いの方もいらっしゃると思います。オデもそう思います。たけえッ!
ただですね、ブラインドボックス自体は中国固有の文化というわけではないです。最近は日本の500円ガチャがガチャとブラインドボックス版と両方出たりとガチャとの境目が少しずつなくなっています。
リーメントのポケモンやカービィのフィギュア、ミニチュアシリーズなんかも一箱1000円台だったりしますし、日本でもブラインドボックスは段々と広がっていくのかな~と思ってます。はい、脱線しましたね。ナンシーの話に戻ります。
イエティとナンシー
オデがナンシーを初めて知ったのは2022年の1月頃なので二年以上前のことになりますね。本屋をブラついていたところ、ドールハウスキットのコーナーにフィギュアの箱が置いてあるので目に留めたのが切っ掛けです。タイムスリップできたらこの時の自分をぶん殴って歴史の軌道修正するかもしんない。おかげでその後の財布が薄くなったから。
一個でお値段1000円以上するってのはかなり躊躇しましたがいつの間にか三個くらいまとめて買ってました。ナンシーは「丸」をイメージしたデザインの女の子でどのナンシーも目を瞑って夢を見ているという設定があります。だから目を閉じてて鼻ちょうちんが出ているんですね。
それから二年近くあえてチェックしないようにして過ごしていたんですが、先日ふらっと立ち寄ったホビーゾーンの店頭に巨大なナンシーゾーンがありまして。ビックリして立ち寄ってしまいました。あーあ。
知らない間にたくさんシリーズが増えていて驚いたしどんどんシリーズを経るごとに豪華になっていっているように感じる。ナンシーは本当に見かけないときは見かけないんですよ。どこの本屋にでも売っているわけじゃないし。それがこう、一堂に会しているのを見るとね。ふつふつとね、湧き上がってくるものがありまして。
気づいたら一つだけ買って帰ってきてしまいました。ナンシーのドリームスタイルというシリーズでお値段一つ2200円。マジ? お値段のレベルアップも激しいじゃねえか……。
ナンシー/ドリームスタイルを開封してみる
ナンシー/ドリームスタイルは2200円と通常のナンシーより1000円近くお値段が張ります。かなり大きくてデザインがいつもよりさらに凝っている、ゴージャスVerといった感じですね。ナンシーはシリーズごとに決まったテーマがあるんだけどこれは「夢」ですね。かなりファンタジック。
全13種でうち1種はシークレット。下のほうにシークレットの確率が表記されていますが1:144とか書いてありますね。実際はもうちょい当たりやすいと思うけど、おっかねえ話です。コンプリートしてる人がいたら大変だと思いますね!
全体的に何が出ても当たりだな~と思って買いました。というか「これが出たらヤだな」みたいなのがあるのに2200円のブラインドボックスを買うのは無謀です。
というわけで開封してみました。これは……風呂ナンシーですね。バスタブに浸かって本を読んだりシャボン玉で遊んでるみたいです。ありますよね、女の子のイラストでバスタブに浸かって本読んでるやつ。湿気で無理だろと思いつつもカワイ~~!! ってなります。泡がクリア素材でできていますが、体はしっかり隠れているので煽情的なラインではなくて良いと思います。
後ろはこんな感じです。帽子には「Nanci」って書いてありますね。ちょっと写真ではわかりにくいですがバスタブはパールっぽい仕上げ、バスタブの脚は金。泡もグラデーションがかかったクリア素材と、非常に細かくクオリティの高い塗りです。一つ一つの質感にこだわりを感じる。このこだわりを理解すると「こりゃ値が張ってもしゃーねーな」ってなっていくのでとりあえず一つ買ってみましょう! 悪いことは言わないから!
ちなみにクソデカお帽子が取れます。帽子を取るとナンシーの髪がお団子になってるのがわかります。かわいいね。すげえ、全部かわいい……。
ナンシーはけっこう中華伝統衣装のシリーズが多いんですがオデはどっちかと言うとファンタジーのシリーズが好きですね。西洋ファンタジーの方が馴染み深いからかな。
ちなみにもう一つ欲しくなって後日ホビーゾーンに行ったのですがその時にはドリームシリーズは売り切れていました。訓練されたナンシー民たちがいるのね……。
というわけでナンシー/ドリームシリーズからバスタブナンシーでした。かわいいよ。全人類買うべきだと思う。ブラインドボックスの良い点は開けるときの期待感がめちゃめちゃ高まる点にあります。例えばガチャガチャだとガラガラと回して出てくるわけですが、ブラインドボックスはかなり大きな箱を自分で選んで買って開けるわけですからね。良い物を買ったった感がガチャを回すより強い。
1000円以上掛けたものをこれから開ける、というワクワク感はガチャでは味わえないです。値段が与える印象はかなり大きいですよ。たけえな!? と思いますが、そのたけえな!? というのを乗り越えた先にしかない満足感というものが世のコンテンツにはあるんです。まずは乗り越えてみましょう! あとは落ちるだけですから!
というわけで今回はオデが細々と集めているブラインドボックスシリーズ、ナンシーの紹介でした。本屋のドールハウスコーナーとかを気にして見てみてね。