オデ、イエティ。今回は生ごみ減量乾燥機『パリパリキュー』を購入して使ってみたからレビューするよ!
夏場前になり生ごみの臭いが気になるこの季節。ゴミ箱の近くを通るたびに異臭がすることにも、コバエなどが沸くのもウンザリです。今回は市から助成金が出ることを確認し、生ごみ処理機を購入してみることにしました。
我が家は毎日紅茶を飲んでいるので毎日とんでもない量のお茶パック(と茶葉)がごみとして出てきます。もちろん水分を大量に含んでいるので水気をしっかり切ってもゴミ袋を重くするし、異臭やコバエなどの発生元になりかねない。これらのお茶パックと調理した際に出る野菜くずから水分を奪い、無害なごみに変えることが今回の購入の目的です。
パリパリキューを開封してみる
というわけで楽天のお買い物マラソン中に購入してみました。商品は33000円ですがオデが住んでいる自治体の助成金により実際は半額の16500円くらいで購入していることになります。馴染みのない家電にいきなり33000円は出しづらいので助成金のおかげで助かりました。
ちなみに一口に家庭用生ごみ処理機と言っても色々あるんですけど、価格とデザインでパリパリキューに決めました。
ちなみにパリパリキュー(1~5人用)です。我が家は二人暮らしですが1~3人用のデザインがあまり好みでなかったのでこちらにしました。箱から取り出すとこんな感じ。ボタンは二つだけで超シンプル。
付属品はこんな感じで水切りネット(15枚入り)と説明書・保証書。あとは中に脱臭フィルターが付いています。水切りネットはなくなったら同じくらいの大きさの市販の水切りネットを購入すれば良いそうです。
こちらのダンボールにくるまれているのが脱臭フィルターです。こちらは消耗品で、4~9カ月に一回は交換する必要があるそうです。一つで2500円ほどなのでめちゃくちゃ高いというほどの出費ではないため助かりますね。この辺りの交換頻度や単価次第では購入しなかったと思います。
脱臭フィルターのシールを剥がして本体にセットするんだけど、段ボールの上で作業しないとポロポロと中の炭が出てきます。ビビりながら気を付けて作業。
脱臭フィルターをセットしたところ。
こちらが本体にセットするバスケット。変わった穴の開き方をしてるのは乾燥のための温風を効率よく循環させるためだとか。こちらのバスケットをシンクに置いて普通に生ごみを捨て、夜になったら本体にセット……という流れで使用することが推奨されています。
しかしこれをシンクに直置きすると底面に油汚れがついたりで面倒だと思ったので、オデは別の袋に生ごみを入れ、夜にこのバスケットに入れて乾燥させるという使い方をしています。
横から見た図。この薄い灰色の部分と濃い灰色の部分は取り外せるので簡単に洗ったり拭いたりできます。
パリパリキューを使ってみる
ゴミ箱の隣に置いています。屈んで使うことになるけど、一日で二回くらいしか蓋の開け閉めもしないため特には気にならないです。
というわけで、我が家で出たゴミ(お茶パック、リンゴの皮など)を入れて乾燥させることにします。水切りネットを張ったバスケットに生ごみを移し、3時間後に処理を開始するモードで処理の予約をして後は寝るだけ。
我が家はリビングダイニングにかなりたくさんの家電が置いてあり、同時にかなりの電力を消費するので自分が寝てから作動するというのはかなり助かりますね。
翌日朝、できあがった生ごみを取り出してみました。見事にカラッカラになっています。入れる前に比べてだいぶ嵩が減っていると感じました。
お茶パックからは茶葉を、あとリンゴの皮を取り出してみる。これは……見事に水分が抜かれている。異臭もしませんでした。
という感じで三週間ほど使用してみました。ほぼ毎日使ってます。朝から晩、寝るまでに出た生ごみをまとめて放り込み予約モードで乾燥させるだけ。本体内部の汚れはウェットティッシュなどで拭いて落とし、バスケットは中性洗剤で洗っています。
乾燥処理中に外に臭いが漏れることもないし、音も静か。乾燥後の生ごみからは乾燥したもの特有の物悲しい臭いはしますが、ゴミ袋を貫通して匂ってくるほどではないです。毎日徹底してこれを使用すれば夏場でもゴミ袋一つで一週間持たせることが可能だと思います。そうなるとゴミ袋代が浮くので非常にうれしいんですよね。
あとは生ごみの嵩が相当減るので軽くなり、ゴミ袋をゴミ捨て場に持っていくのも楽になりました。これも地味に嬉しいですね!
パリパリキュー こういう人にオススメ
・生ごみによる異臭、コバエ対策がしたい
・生ごみを小さくすることでゴミ袋の節約がしたい
・ゴミ袋を持ち運ぶために生ごみを軽量化したい
・市から生ごみ処理機の助成金が出る←重要!
今回はパリパリキューのレビューでした。ぶっちゃけ助成金が出なければ手を出していないと思うので、そこが何より一番重要ですね。ほぼ半額で買えるのは大きい。助成金が出るかは各自治体によるので興味がある方は調べてみることをオススメします。
あとは夏場以外でもゴミ袋中の生ごみの嵩が減るとゴミ袋の節約にもなるし、維持費(電気代・フィルター交換代)などがさほど高くないので長く使っていけばいくほど得が出来ると思ってます。また夏が終わるまで使ったら記事を書きたいなと思います。では、お疲れさまでした。