植物を購入し始めて初めての植え替えをするよ!!
まず誤解がないように前置きをしておくと、当方今年の五月辺りから初めて植物を購入した者です。5か月間の間、僅かに植物を増やしながら水耕栽培をやっていました。ただし今後の株が心配になったこともあり、水耕栽培をやめて土での栽培に移行することに。
園芸の素人であり、土で栽培したことがないので全くの初心者です。遡れば小学生の頃のアサガオ育成になってしまうかもしれない。というかアサガオ育成がフィクションで見た話なのか、自分がした体験なのかも定かじゃないくらいなのでした。
今回はそんなガチ初心者が生まれて初めての植え替えをやったという記録になります。変なことをしていても叱らないでください。
水耕栽培からの植え替え
水耕栽培で管理していた株を鉢に植えます。水耕栽培用の根がどういう形で土になじむのかわからず、最悪これで詰む可能性もあるのが怖いところ。ただ、なんでもやってみるしかない。
植え替える植物は新聞紙の上に置いて三日間乾燥させ、根っこを確かめてから植え替えます。今回はアガベ、アロエ、勇猛閣の三種類。あまりまごまごとしていると冬になっちゃうからね。冬の植え替えは危ないと言われているんですよね。だから植え替えるのなら今のうちのはずなのです。
藻のついた根、特にアガベのヒョロヒョロの根を消毒したハサミで切りました。
こちらは楽天で「エリオクエスト」というお店に注文した三種の石/土になります。
まず左の「軽石」は鉢底に敷き詰めて水はけを良くするための大きめの石だそうです。必要かはわからなかったけどセットで買いました。真ん中の「女神の土」はいわゆる化粧石といい、鉢の上のほうに乗せる石です。一番右の「賢者の土」が重要で、これが鉢に入れるメインの土になります。多肉界隈ではかなり名前を聞く有名なやつ。
用土って難しいよね!? サイトとか見ると「赤玉土3:鹿沼土3:腐葉土4」の割合で土を配合すれば、誰でも簡単に園芸土をつくることができます。とか平気で書いてあります。何? 赤玉土とか鹿沼土って。そんなん家にないけど?? こういう配合土がよくわからないのでうちは「賢者の土」という最初から配合されている用土を買いました。
まず鉢の底に土がこぼれないように鉢底ネットを敷いてます。この辺のアイテムは勇猛閣やソテツキリンを買った、大きなホームセンターで調達しました。鉢は安いプラスチック鉢です。鉢は見た目で言えば陶器の鉢が可愛いんだけど、予算がエグいのでアガベ以外はプラ鉢(プレステラ90)。これまた有名なやつがあったのでそれにしました。
これね。これの10個セット(というかセットでしか売られてなかったです)
土を入れるのは難しかった!!! 細長い園芸用のスコップみたいなのが欲しくなった。自分でやってみるとそれぞれのアイテムがどういう理由で存在しているのかがわかりますね。プラのスプーンでめちゃくちゃこぼしながら詰めてました。もったいない!
葉の中に土が入るのでピンセットで取り除きながら詰めていきます。この日、どんどん日差しが強くなるし中腰で作業しているから後日お尻が筋肉痛になるし色々つらかった。
賢者の土をほどほど盛りました。もうちょっと上の方にアガベを植えれば良かった。なにぶん初めてのことなので……。
賢者の土の上に女神の土を盛りました。これは化粧石という、いわゆる見た目のための小石です。ただそれだけじゃなくて、水分がなくなった際には一目でわかるような色になっているとか。機能的~!
土を入れてそこに植えるだけだから一瞬じゃろ、なんて甘く考えていたら大変だった! 葉の間に詰まる土を取り除かないといけないし、枯れた下葉を引っこ抜いたり、気づいたらアガベの植え替えだけで20分以上経ってました。こりゃ植物が沢山ある人は大変でしょうね……。
日差しの強さにたまらず日焼け止めを塗りに戻ったところ、玄関でおすしちゃんが座って遊んでました。やあ、元気? オデはお尻が痛いよ。
とまあ、こんな感じで植え替えは終わり。
植え替えた植物
アガベ チタノタ ブラック&ブルーです。形よく育てるのが難しいとは言われてますが、それ以前に水耕栽培もよくなかった。色々と申し訳ない気持ちでいっぱいです。アガベが好きな方にはぶん殴られそう。
アロエ・鬼切丸です。床から飛び出たトラップみたいな見た目が好きで購入したものです。オデが買ってから色がだんだん赤くなってきて、今は植え替えをしたときより赤い。何か悪いことをしたのだろうと不安ではあるんですが、見守っていくしかない。
5月に購入した初めての植物、ユーフォルビア・フェロックスちゃんです。真夏に葉焼けしたり、子株をもがれたり、水耕栽培から土に植え替えられたりありとあらゆる植体実験を受けさせられててかわいそう。
というわけで生まれて初めての植え替えでした。正直、ちゃんと根付くのかとか水をあげすぎないかとかあれこれ不安です。しかし水耕栽培でやり続けるよりも、と思ってやってみている。まさかこの歳で園芸を始め、植え替えをするとは思いませんでした。色々と調べながら一歩一歩、賢くなったりならなかったりを繰り返すと思います。